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午前のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの104円半ばで取引されている。予想を上回る1─3月期実質国内総生産(GDP)を受けて一時円が底堅い動きとなったが、前日海外の終盤にかけて下落したユーロに利益確定の買い戻しが入り、売買は交錯。全般は一段の売買には手掛かりに欠けるとの見方が多く、値動きが鈍った。
ドルは104円後半の狭いレンジ内で一進一退となった。上値に控える輸出企業を中心とするドル売りと、株高を背景とするドル買いや円売りが交錯した。早朝から正午までのドル/円の値幅はわずか33銭だった。
前日海外で原油高などをきかっけに下落したユーロ/円も、161円後半から162円前半付近でもみあい。GDPの発表前には利益確定と見られるユーロ買いに小幅上昇したが、予想を上回るGDPで円が底堅い動きとなったことを受けて、その後は伸び悩んだ。
ユーロ/ドルは1.54ドル前半から半ばへじり高となった。前日海外市場の終盤にかけてユーロが大きく下落したため「短期筋のポジションがユーロの売り持ちに傾いている。特段の手掛かりはないが、買い戻しが入りやすい」(外銀)という。
ユーロの動向については「前日発表のユーロ圏GDPは予想を上回る内容だったが、来週発表の独経済指標は弱めのデータを予想する声が多い。第2・四半期のユーロ圏景気の伸び悩みを想定する声もあり、一気にユーロ買いには傾きにくい」(別の外銀)とする声があった。
欧州中央銀行(ECB)のビーニ・スマギ専務理事は15日、第2四半期のユーロ圏GDP伸び率は、予想を上回る高い伸びとなった第1四半期から減速するとの見通しを示した。同専務理事は「四半期の変動を越えて中期的な見通しに目を向けなければならない」と述べた。
内閣府が発表した1─3月期実質GDPは前期比プラス0.8%、年率プラス3.3%と、事前予想の前期比プラス0.6%、年率プラス2.5%を上回った。
ロイヤルバンク・オブ・スコットランドのヘッドオブFXストラテジージャパン、山本雅文氏は「うるう年の影響を除いても強い」としながらも「第1四半期は米GDPも0.6%から上方修正される見通しで、前日発表のユーロ圏GDPも予想を上回った。世界的な悲観論の後退につながる可能性はあるが、日本だけが特段にいいという訳でもない。日本へ大きく資金が流入するという状況でもない」として、為替相場への影響は限られると話している。(ロイターより記事を引用)
新たなポジを取りづらい日です。
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