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ドル円、再び100円割れの可能性? 

正午過ぎのドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点とほぼ変わらず103円前半で取引されている。原油高や株安などを背景にドルが売られた前週末の流れを引き継ぐ形で、週明け東京市場もドルは上値の重い展開となったが、英米の休場を前に取引量は少なめで、値動きも小幅にとどまった。市場ではドル売り地合いが強まってきたことを受けて、今週発表される米経済指標が予想を下回れば、ドルがさらに下落する可能性があるとの声が上がっている。

東京市場のドルは103円前半で、上下28銭の狭いレンジ内で小動きとなった。前週末海外の流れを引き継ぐ形で、仲値公示にかけて一時103.13円まで下落したが、きょうは米国がメモリアルデー、英国がバンクホリデーで休場となるため、東京市場も「売買は閑散」(都銀)。主要通貨は小動きとなった。

ユーロ/ドルも1.57ドル半ばから一時1.5792ドルまで上昇したが、正午にかけては1.57ドル半ばへ反落。もみあいとなった。

きょうの値動きは小幅にとどまったものの、市場では週後半にかけて、ドルの上値が重くなるとの指摘が複数出ている。株安や原油高を背景に、ドルに売りが先行し始めているためだ。ドル売りは特に、前週に発表された指標が相次ぎ予想を上回ったユーロに対して入りやすいとの見方が多く、今週発表の米経済指標が予想を下回るようなら「ユーロは再び(4月につけた導入来高値の)1.6020ドルを目指す可能性がある」(別の都銀)との声があった。

<「アルマゲドン取引」再来か、ドル100円割れを指摘する声>

JPモルガン・チェース銀行の佐々木融チーフFXストラテジストは、26日付の顧客向けリポートで「ガソリン価格を含む物価の高騰、米住宅価格の低下がもたらす消費に与える悪影響、依然として不安定な米債市場を考えると、再び悲観的な見方が広がることによって米金利が低下、ドルが下落を始める可能性は高い」と指摘。ドルが今後数カ月のうちに100円を割り込む可能性があると指摘した
佐々木氏は今月半ばの米国出張を通じて、株売りや債券買い、様々な金融商品の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)の買い、ドル売り、円買いなどといった、景気後退や金融システム不安が一段と進むとの予想に基づくポジションが、ヘッジファンドや機関投資家の間で「アルマゲドン取引(Armageddon Trade)」と呼ばれていると紹介。今後の米国経済や世界的な信用不安について、現状では「意見が完全に二つに分かれている印象を持った」が、リスク回避方向の動きが「再び始まる可能性が高い」とまとめている。

<暴力事件続く南アランドに関心、スイス買いの手掛かりとも>

南アフリカランド/円は13円前半で上値の重い展開。前週から南アフリカでは、近隣諸国から移住してきた外国人を地元住民らが襲撃する事件が多発、対ドルを中心に南アランドが小幅に売られている。ただ値動きは小さく、事件発生後も対円での南アランド売りは「目立つほどではない」(後出の都銀)といい、対ドルでも「南アランド独自の動きとして、大きな話題になるほどではない」(外銀)という。市場では「あまりに反応がなさ過ぎる」(同)として、事態の推移を見守る必要があるとの見方が出ている。
南アの暴力事件をめぐっては、南アランド売りに加え、地政学的リスクの高まりとの観点から一部では「対ユーロや対ドルでのスイスフラン買いに動く向きもある」(別の外銀)との声もあった。

<NZドルが一時下落、貿易赤字は予想より拡大>

早朝の取引ではNZドル/米ドルが0.78ドル半ばから前半へ下落。NZ統計局が発表した4月貿易収支が3億3400万NZドルの赤字と、事前予想の1億5600万NZドルの赤字に比べて、赤字幅が拡大したことがきっかけ。NZドル/円も81円前半から80円後半へ下落した。豪ドル/NZドルは1.22ドル前半へ小幅上昇した。
NZドルは前週、所得税減税などの発表を手掛かりに、対米ドルで2週間ぶりNZドル高水準を更新したが、市場では「NZが年後半から年末にかけて利下げに踏み切るとの見方は変わらない」(さらに別の外銀)として、上値の重さを指摘する声が出ていた。


(ロイターより記事を引用)



この状態から再びドル円が100円を割り込んだら、
回復するのにはかなりの時間がかかりそうです。
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