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ユーロ、0.25%の利下げ見通し? 

午後3時現在のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から若干ドル安が進み89円後半で取引されている。ユーロ加盟諸国の財政リスク拡大で格下げがさらに続くとの見通しが台頭したことや、欧州中央銀行(ECB)が5日の理事会で0.25%の利下げを実施するとの見方が急速に広がったことでユーロが下落した
ユーロ/ドルは一時1.2710ドルと昨年12月8日以来2カ月ぶり安値を更新し、ユーロ/円も一時113.87円ときょうの高値から1円以上下げ、1週間ぶり安値をつけた。

ドル/円は89.52―90.06円と比較的小幅な値動きで、ユーロ/円での円買いの波及効果で一時89半ばまで下落し、その後も上値が重い展開となっている。

<財政リスク拡大とECBの利下げ>

この日は市場の関心がユーロに集まった。
「欧州圏の財政リスク拡大が意識され、格下げがさらに続くとの見方が大勢になってきた。これにともなって、ECBの利下げ余地が意識され、ユーロが全面的に弱い」(外為専門業者)という。
市場では、これまでECBの2月5日の理事会では金利据え置きとの見方が大勢だったが、ここにきて0.25%利下げとの見方が急浮上している。
「ユーロはECBによる0.25%の利下げを織り込む動きになってきた。欧州の金利先物市場ではすでに8割程度織り込まれている」(外銀)との声が聞かれる。

欧州連合(EU)統計局が30日に発表した1月のユーロ圏16カ国のEU基準消費者物価指数(CPI)が前年比で1.1%上昇と、約10年ぶりの低い伸びにとどまったためで、ユーログループ議長を務めるルクセンブルクのユンケル首相兼財務相は、ECBの物価上昇懸念を和らげる内容だと指摘したうえで欧州中央銀行(ECB)に一段の利下げ余地があるとの見解を示した。

「現在、南欧4カ国(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)では、不動産バブル崩壊のあと、経済が深刻な状況に陥り、ゼロ金利政策待望論もある」とバークレイズ銀・チーフストラテジストの梅本徹氏は指摘する。
しかし、これらユーロ加盟国の金融政策はECBに合わせざるを得ず、景気浮揚のために財政政策発動というオプションしか残されていない。
だが、「(南欧4カ国では)財政ポジションが悪化しており、財政破たんのリスクもでてきている。南欧諸国の財政コストを独仏などが肩代わりすることは政治的に不可能で、これらの国々がユーロを離脱するリスクもある」と梅本氏はいい、当面ユーロは1.25ドルを試す動き、その後は1.20ドルを目指す展開になると予想する。

また、このところ続いているユーロ加盟国の格下げや格付け見直しもユーロの基調を暗転させている。米格付け会社のムーディーズは30日、金融セクター問題や債務増が公的財政を直撃した場合、アイルランドのソブリン債がトリプルA格付けを失う恐れがあると明らかにし、格付け見通しをネガティブに変更した。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日、ポルトガルの長期ソブリン格付けを「AAマイナス」から「Aプラス」に引き下げた。S&Pは14日、ギリシャのソブリン格付けを「Aマイナス/A─2(長期/短期)」に引き下げた。世界の景気低迷を受けた同国経済の競争力低下と財政赤字の拡大を指摘した。

<英ポンド、豪ドル>

英ポンドも軟調さが目立ち、ユーロの次に弱い通貨となった。
英ポンド/円は128円後半と、早朝につけた2週間ぶり高値の130円前半から下落し、上値も重い。
午前の取引では、ムーディーズがバークレイズの長期債券格付けを「Aa1」から「Aa3」に引き下げたことがポンド売り手掛かりになったという。前週末海外で月末のポジション調整からユーロ/英ポンドが急落するなど、対ユーロを中心にポンドの買い戻しが入っていたものの「先安見通しは変わらない」(都銀)との声が大勢を占めている。
対ドルでは、1.4375/80ドル付近で、朝方の高値1.44ドル台後半から下落した。
英テレグラフ紙は2日付の電子版で、ノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ米コロンビア大学教授とのインタビューを掲載した。スティグリッツ氏によれば、英金融機関は膨大な外貨建て負債を保有し、このために深刻な損失を抱えており、この過ちを償うために、英国民が今後20年間生活水準を落とすことは妥当だろうかと問題を提起した。金融機関を倒産させることは混乱を引き起こすかもしれないが、最終的には安いコストで済むので一考に価する、と同氏は指摘し、外貨建て負債の重圧に苦しむ古い金融機関を倒産させ、新しく健全な金融機関でやり直すべきだと提唱した。

オーストラリアのラッド首相は2日、世界的な景気後退による豪経済への影響は1150億豪ドルに達し、豪の財政収支が一時的に赤字になる見通しだと述べた。豪ドルは3日の豪準備銀行(中央銀行)理事会で1.0%の大幅利下げが行われるとの見方を織り込む形で下落が続いており、この日の取引でも対ドルで一時0.6307ドルと2カ月ぶり安値を、対円でも56円半ばと1週間ぶり安値を更新した。


(ロイターより記事を引用)



現在、ユーロ円は113円台。
連れて、クロス円も軒並み下落しています。

ポンド円は2週間ぶりの高値を早朝に付けてから大幅下落。

欧米市場に注目が集まっています。
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2006年9月からFXを始めています!
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